-STORY-

”へこきまんじゅう誕生の物語”

 

赤目の山奥 赤目滝に

小さな小さなお土産屋さんがありました。

 

そこで生まれた

ひとつのおまんじゅう。

 

ぷっと笑える

嘘みたいな、、本当のお話。

 

昔むかし、

はるじいちゃんと、ようこばあちゃんが

赤目滝の入口でお土産屋さんをしておりました。

 

 

 

そこに嫁いできたお嫁さんが、

「赤目滝に来てくれるお客さんに、

何かホッとできるお土産をつくりたい」

との想いで、

たまきやオリジナルのお土産を考える事にしました。

 

あぁでもない、こうでもない、、

何度も何度も失敗を繰り返しました。

 

 

そして試行錯誤の末にやっと生まれたのが

お芋さんをふんだんに使って焼き上げた、

忍者の形をしたおまんじゅうでした。

 

「お父さん(夫)出来たよ、食べてみて!」と、

おまんじゅうをひとくち食べたところ、

なんと聞こえてきたのは・・・

 

 

と豪快な、おならの音。

 

そして次に、ひとこと。

 

「へこきまんじゅうや!!」

 

 

それを聞いた家族はみんな、大笑い。

偶然にも、さつまいもを食べると

本当に屁が出たのです。

おかしなな名前にみんなの笑顔がこぼれました。

 

 

 ・・・・・

 

 

 

あれから約20年以上。

あの時本当におならが出ていなかったら、

きっとたまきやは「へこきまんじゅう」を

生み出していなかったでしょう。

 

このおまんじゅうのおかげで、

日本全国そして台湾にも出店し

販売をする事が出来ました。

 

おかしな名前だねと、

沢山のお客様に笑って頂けました。

 

ちょっぴり恥ずかしさもありますが、

小さな赤ちゃんでさえ、時にはおならをし、

生きている証、力強いエネルギーを感じます。

 

これからもへこきまんじゅうで、

”笑顔”と”パワー”を

お届けできたらとても嬉しいです。

 

はるおじいちゃんと、ようこばぁちゃん